2014年12月7日日曜日

タイの「Taxi」の乗車拒否の意味



タイでは「Taxi」に乗る時、基本運転手に「行き先」を伝え、運転手が「行き先」を聞いてから乗車させるかどうかを判断します。

これは、ごく普通のことです。

そのため、このことを知らないで「乗車」を拒否されると「少々腹が立ちますね。」

さて、ではなぜ「行く先」を聞いてから、乗車を判断するのかというと

・多くの「Taxi運転手」は「Taxi会社」から車をレンタルし、仕事をしています。
・当然、レンタルですので「レンタル料金」が発生します。
・また、レンタルですので「レンタル時間」があります。
・レンタルしている「Taxi会社」からすると、「Taxi運転手」が仕事をしていないときは「車」の返却を求めます。

よって、

1.「車を返却」しなければいけない為、時間によっては遠くにいけない。この場合、乗車拒否が
    発生します。

また、タイでは「日本人」には信じられないような渋滞が発生します。信号で止まって「10分以上」動かないなんてこともあります。「有名デパート」のあるあたりはよく渋滞しています。

2.そのため、そこに向かうと時間がかかる割に、仕事としては「1つ」しかできません。
  これも乗車拒否されることがありますね。
  たぶん、メータ運転ではなく「200「「300」「400」バーツ払うから行ってくれと言えば、拒否されな
  いのでは・・・。

大抵、これが乗車拒否する理由ですね。

ここからは、注意点(タイ在住の友人から聞いたこと)ですが、
(1)夜中の場合、「バンコク市街」から「バンコク市内」に戻る場合、「Taxi」で戻らない方が良いと思 
 います。また、夜のため、どこに連れていかれるかわかりません。
 「日本人」はお金持ちですから・・・。

(2)「バンコク」市内なら、まだ安心。それでも心配な場合は「電話をかけているふり」をしてくださ
  い。運転手としては「自分の車に乗っていることを、他の人間に話しているため、足がつくことを
  恐れます。」

ここは日本ではありません。皆様ご注意を。

< その他 >
私の知り合いで「Taxi」の車体が古く、少々痛んでいるものを見て、「新しい車体のTaxiが購入できない為、古い車で頑張っている。」と言って、「古い車体Taxi」に乗っていた人がいました。

これは本人の全くの勘違いです。
車を購入できない為、「車体レンタル」のため、経済的負担は「古い車体」の方が少ないのです。
また、「古い車体」のTaxi運転手は「車体」が自分のものの為、時間は自由、どこにでも行けます。
監視がないので、なんでもできますね。

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